ぶどう畑日誌 – ワイン用葡萄作りの記録

シニアで始めたぶどう作りの記録

3月の1

3月15日金曜日 晴れ 5.2℃~9.2℃ 風ほぼなし

 

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない 

 

今日やった事:石灰を撒く、棚の杭の下や間の耕運機が入らない所に除草剤を撒く

 

2月下旬に来る予定だったが、周期的に雨が降り、作業予定の事が出来なかった為予定が先延ばしになって、3月中旬になってしまった。
耕した翌日は雨が降らない方が好ましい。という事で、来られる日の前後が雨、という2週間になって、間が空いてしまった。
耕運機で耕して取れた草が、雨が降るとまた根付いてしまうので、作業が無駄になる部分もある。80%位が根付いてしまうらしい。
また、除草剤散布も、雨の前日はやっても流れてしまう為、やらない方がいい。

除草剤は10Lの電動散布機を師匠が貸してくれた。散布範囲は畑の周囲。

今日から数日は晴れが続くので、やっと作業ができる。

 

今日は耕作はしなかった。時間がない事と肝心の耕運機がまだ来ていなかった。

 

石灰:苦土石灰20㎏×6、10㎏×1、有機石灰(貝殻粉入り)10㎏×1 → 石灰は20㎏を8~10袋


除草剤:10L×5回

 


苗の管理:やる事はない

 

苗の状態:休眠状態。12月に植えたBKシードレスは枯れていない様子。

 

苗の成長:春までは成長しない


今後の予定
・次回、耕作をする
・4月中旬頃には芽が伸びて、5月に展葉。
・月に一回、管理機で耕作する。(ふかふかの土にする為と雑草対策)

 

うっすらと緑色になっている

 

 

 

石灰を撒いた

 

 

 

 

2月の1

2月9日金曜日 晴れ -0.3℃~2℃ 風なし

 

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない 

 

今日やった事:剪定

4日前に降った雪がまだ残っていた。
剪定は、主枝が棚に届いた部分から数えて20芽で残して切る。
切る前に枝の状態(色、副芽)を良く観察する。
20芽は基準であって、芽、枝の状態で数芽先にしたり、15芽位で切ることもある。
主枝が細い場合は、15芽が基準。
副芽と巻きひげは切り落とすが、しっかりした副芽は先端を切って整えて残す。ただし、残しすぎないように注意。左右の副芽が近くならないようにする。


苗の管理:剪定
     主枝が細い、アルバリーニョ2は15芽残し。
     生育が遅かったヤマソーヴィニヨン2と3は、登熟もしていなくて先端は枯れていたので、棚に届いた辺りまでで切り戻した。今年一年目をやり直す事になる。

 

苗の状態:休眠状態。12月に植えたBKシードレスは枯れていない様子。

 

苗の成長:春までは成長しない


今後の予定
・次回、耕作と畑周囲の雑草対策をする
・冬は、土づくりと剪定をする
・月に一回、管理機で耕作する。(ふかふかの土にする為と雑草対策)(1月は耕作しなくても大丈夫)

・石灰を撒いて管理機で混ぜ込む(3月までにやる。霜柱が立つような寒い時期は土中の微生物も活動していないので、石灰や肥料を撒いても分解しない為、撒かない方が良い。)

 

 

4日前に降った雪が残っている。積雪15㎝程度だったらしい。

 

モグラは元気に活動中で、土が所々ボコボコ盛り上がっている

 

BKシードレス1

 

BKシードレス2

 

アルバリーニョ1 20芽で剪定

 

アルバリーニョ2 15芽で剪定

 

アルバリーニョ3 20芽で剪定

 

甲斐ノワール1 20芽で剪定

 

甲斐ノワール2 20芽で剪定

 

甲斐ノワール3 20芽で剪定

 

甲斐ブラン1 20芽で剪定

 

甲斐ブラン2 20芽で剪定

 

 

 

甲斐ブラン3 剪定し忘れていたので、写真撮影後剪定した

 

ヤマソーヴィニヨン1 20芽で剪定

 

ヤマソーヴィニヨン2 先端は枯れていたので切り戻した

 

ヤマソーヴィニヨン3 枯れていた部分を切り戻した

 

シャインマスカット

 

シャインマスカット 20芽で剪定

 

 

1月の2

1月25日木曜日 晴れ 0.6℃~2.5℃ 風あり(北北西から西の冷たい風)

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない 

 

今日やった事:作業はなし。畑の状況観察。

 

新たに小動物が来た様な跡は見られなかった。
モグラの穴が増えていた。この辺りは台湾モグラがいるらしい。

 

苗の管理:無し

 

苗の状態:葉は枯れてカサカサ。休眠状態と思われる。

 

苗の成長:春までは成長しない


今後の予定
・冬は、土づくりと剪定をする
・月に一回、管理機で耕作する。(ふかふかの土にする為と雑草対策)(1月は耕作しなくても大丈夫)
・石灰を撒いて管理機で混ぜ込む(3月までにやる。霜柱が立つような寒い時期は土中の微生物も活動していないので、石灰や肥料を撒いても分解しない為、撒かない方が良い。)
・2月:剪定(棚に出ている所から20芽残して切る。細い主枝の木は15芽位で切る。)

 

 

良く晴れていて寒い

 

 

中央辺りに富士山の頭が見える

 

BKシードレス1

 

BKシードレス2

 

アルバリーニョ1

 

アルバリーニョ2

 

アルバリーニョ3

 

甲斐ノワール1

 

甲斐ノワール2

 

甲斐ノワール3

 

甲斐ブラン1

 

甲斐ブラン2

 

甲斐ブラン3

 

ヤマソーヴィニヨン1

 

ヤマソーヴィニヨン2

 

ヤマソーヴィニヨン3

 

シャインマスカット

 

 

1月の1

1月11日木曜日 曇り 0.8℃~1.5℃ 風ほぼ無し

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない 

 

今日やった事:作業はなし。畑の状況観察。

昨年末に植えた苗の根元が少し掘られて、もみ殻の上に糞があった。小動物が来たようである。

 

苗の管理:無し

 

苗の状態:葉は枯れてカサカサ。休眠状態と思われる。

 

苗の成長:春までは成長しない


今後の予定
・冬は土づくりと剪定をする
・月に一回、管理機で耕作する。(ふかふかの土にする為と雑草対策)
・石灰を撒いて管理機で混ぜ込む(3月までにやる)
・2月:剪定(棚に出ている所から20芽残して切る)

 

※主枝と枯れたの写真は2枚撮影しただけだが、他も同様である

 

曇り 畑中央付近から左方向

 

畑中央付近から右方向

 

畑右端から

 

BKシードレス1 小動物が穴を掘って糞をしてあった

 

BKシードレス2

 

アルバリーニョ1

 

アルバリーニョ2

 

アルバリーニョ3

 

アルバリーニョ3 主枝と枯れた葉

 

甲斐ノワール1

 

甲斐ノワール2

 

甲斐ノワール3

 

 

甲斐ブラン1

 

甲斐ブラン2

 

甲斐ブラン3

 

ヤマソーヴィニヨン1

 

ヤマソーヴィニヨン2

 

ヤマソーヴィニヨン2 主枝と枯れた葉

 

ヤマソーヴィニヨン3

 

シャインマスカット

 

 

12月の2

12月20日水曜日 晴れ 2℃~7.5℃ 風ほぼ無し

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない

 

今日やった事:冬支度=寒さ対策(根元にもみ殻を撒く、地面から50㎝位までを布などで巻く)、新しい苗木(2本)を植える。

今日は、発芽しなかったテンプラニーリョ2本の代わりの苗木を植えるだけのつもりで来たが、畑に着いたら、根元にもみ殻が撒いてあって、新しい苗木用の穴も掘られていた。師匠が時間が無い私に気を使って、やっておいてくれた。
本当に感謝、感謝である。

 

新しい苗木用の穴は、今年4月に植えた時と同様に、直径50~60㎝、深さ30㎝位。
※深さは、接ぎ木の継ぎ目が地面の上に出るようにする。
穴の底には糠を撒いた。量は地肌を覆う程度。バーク堆肥は動物性なので、今回は使わなかった。

新しい苗木は、BKシードレス。生食用だが、糖度が高く、ジュースやジャム、レーズンなどの加工用としても使える品種。
おいしいジュースが作れることを期待して、この品種にした。

植え付け
・苗木の根をほどいて水で洗い、根の先端、ひげ根を切る。
・根を円形になるように広げて、土を入れていく。接ぎ木が地面の上に出るように気を付ける。
・土を入れたら、水50L位を入れる。(一度に全ての水は入らないので、いっぱいになったら、水が吸われるまで待ってまた入れる。)
・水が全て入ったら、土を被せる。
・寒さ対策の布(今回は不織布)を巻いて、もみ殻を撒く。

 

苗の管理:冬支度を施す。
麻布、不織布などを木の根元から50㎝位の高さまで三重位巻いて、テープ(ガムテープより取れ易いもの)あるいは紐で留める。
(※今回は、もみ殻が先に撒いてあったので、根元のもみ殻をどけて、地面の際から布を巻く)
布を巻く前に、残っている枝や葉を切り落とす。
今回は、麻布(幅20~30㎝位、一巻き)が足りなくなったので、シャインマスカット一本と新しい苗木二本は不織布を巻いた。

 

苗の状態:葉は枯れてカサカサ。休眠状態?

 

苗の成長:春までは成長しない


今後の予定
・冬は、土づくりと剪定をする

・月に一回、管理機で耕作する。(ふかふかの土にする為と雑草対策)

・石灰を撒いて管理機で混ぜ込む(3月までにやる)

・2月:剪定(棚に出ている所から20芽残して切る)

 

 

陽が高くなれば暖かくなる

 

冬枯れの畑

 

霜で白くなっていた

 

根元に撒いたもみ殻

 

苗を植える穴(BKシードレス1)

 

苗を植える穴(BKシードレス2)

 

アルバリーニョ1

 

アルバリーニョ2

 

アルバリーニョ3

 

甲斐ノワール1

 

甲斐ノワール2

 

甲斐ノワール3

 

甲斐ブラン1

 

甲斐ブラン2

 

甲斐ブラン3

 

ヤマソーヴィニヨン1

 

ヤマソーヴィニヨン2

 

ヤマソーヴィニヨン3

 

シャインマスカット

 

寒さ対策の麻布を撒いた苗

 

 

12月の1

12月1日金曜日 雲り 3.5℃~4.5℃ 風無し

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない 

 

今日やった事:石を拾って畑の外に出す

 

今日は、師匠に管理機を借りて畑を耕して、その後土中から出た石を拾って畑の外に出すという予定だったが、前日に師匠が耕してくれたので、石を拾って畑の外に出す作業のみになった。
(時間内には予定の作業が終わらないであろう、という師匠の配慮で耕作をやってくれました。ありがとうございます。)


これからは月に一回、管理機で耕作する。
管理機を購入しなくてはならない。中古を探す。
防除の噴霧器も、今年使った手動式では時間がかるので、動噴(動力噴霧器)を購入しなくてはならない。これも中古を探す。
移動式ではなく、タンク、動力部分、ホースに分かれている物が良いだろうとの事。タンク容量は300ml位。ホースは50m位。

 

苗の管理:剪定までやる事はない(剪定は2月)

 

苗の状態:葉はほとんど落ちている。残っている葉の色は、黄色ではなく枯葉色。

 

苗の成長:成長は止まっている


今後の予定
・冬は、土づくりと剪定をする
・管理機での耕作、石灰を撒いて管理機で混ぜ込む

 

・12月:管理機を借りて耕す。新しい苗、BKシードレス2本を植える。
・1月:石灰を撒いて土と混ぜる
・2月:剪定(棚に出ている所から20芽残して切る)

 

耕作していただき、こんなに綺麗になりました

 

石がゴロゴロ出てきているので、これを外に出す

 

アルバリーニョ1

 

アルバリーニョ2

 

アルバリーニョ3

 

甲斐ノワール1

 

甲斐ノワール2

 

甲斐ノワール3

 

甲斐ブラン1

 

甲斐ブラン2

 

甲斐ブラン3

 

ヤマソーヴィニヨン1

 

ヤマソーヴィニヨン2

 

ヤマソーヴィニヨン3

 

シャインマスカット

 

 

 

11月の2

11月16日木曜日 晴れ(快晴) 3.5℃~8℃ ほぼ無風 

 

今日やった事:駐車スペースに除草剤を撒いた

前回に近い程度に草は伸びていたが、これからは寒くなっていくので、草刈りの必要は無いと判断した。

 

除草剤

ラウンドアップ:10ml/1L(3Lのジョウロで8回位)

 

苗の管理:剪定までやる事はない(剪定は2月)

 

苗の状態:葉は色づいてきていない

 

苗の成長:成長は止まっている

 

今後の予定
・冬は、土づくりと剪定をする

今年植えた若木なので、肥料はあげずに石灰で土の消毒をした方が良い。と言うアドバイスを頂いたので、土を耕して、石などのガラを取り除いて、石灰を撒き耕す。

・12月:管理機を借りて耕す。新しい苗、BKシードレス2本を植える。
・1月:石灰を撒いて土と混ぜる
・2月:剪定(棚に出ている所から20芽残して切る)

 

※写真は葉っぱのアップのみ。全体的には前回と変わらない。

 

雲一つない晴れ

 

来た時は霜で真っ白だった

 

アルバリーニョ1



アルバリーニョ2

 

アルバリーニョ3

 

甲斐ノワール1

 

甲斐ノワール2

 

甲斐ノワール3

 

甲斐ブラン1

 

甲斐ブラン2

 

甲斐ブラン3

 

ヤマソーヴィニヨン1

 

ヤマソーヴィニヨン2

 

ヤマソーヴィニヨン3

 

シャインマスカット