ぶどう畑日誌 – ワイン用葡萄作りの記録

シニアで始めたぶどう作りの記録

12月の2

12月20日水曜日 晴れ 2℃~7.5℃ 風ほぼ無し

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない

 

今日やった事:冬支度=寒さ対策(根元にもみ殻を撒く、地面から50㎝位までを布などで巻く)、新しい苗木(2本)を植える。

今日は、発芽しなかったテンプラニーリョ2本の代わりの苗木を植えるだけのつもりで来たが、畑に着いたら、根元にもみ殻が撒いてあって、新しい苗木用の穴も掘られていた。師匠が時間が無い私に気を使って、やっておいてくれた。
本当に感謝、感謝である。

 

新しい苗木用の穴は、今年4月に植えた時と同様に、直径50~60㎝、深さ30㎝位。
※深さは、接ぎ木の継ぎ目が地面の上に出るようにする。
穴の底には糠を撒いた。量は地肌を覆う程度。バーク堆肥は動物性なので、今回は使わなかった。

新しい苗木は、BKシードレス。生食用だが、糖度が高く、ジュースやジャム、レーズンなどの加工用としても使える品種。
おいしいジュースが作れることを期待して、この品種にした。

植え付け
・苗木の根をほどいて水で洗い、根の先端、ひげ根を切る。
・根を円形になるように広げて、土を入れていく。接ぎ木が地面の上に出るように気を付ける。
・土を入れたら、水50L位を入れる。(一度に全ての水は入らないので、いっぱいになったら、水が吸われるまで待ってまた入れる。)
・水が全て入ったら、土を被せる。
・寒さ対策の布(今回は不織布)を巻いて、もみ殻を撒く。

 

苗の管理:冬支度を施す。
麻布、不織布などを木の根元から50㎝位の高さまで三重位巻いて、テープ(ガムテープより取れ易いもの)あるいは紐で留める。
(※今回は、もみ殻が先に撒いてあったので、根元のもみ殻をどけて、地面の際から布を巻く)
布を巻く前に、残っている枝や葉を切り落とす。
今回は、麻布(幅20~30㎝位、一巻き)が足りなくなったので、シャインマスカット一本と新しい苗木二本は不織布を巻いた。

 

苗の状態:葉は枯れてカサカサ。休眠状態?

 

苗の成長:春までは成長しない


今後の予定
・冬は、土づくりと剪定をする

・月に一回、管理機で耕作する。(ふかふかの土にする為と雑草対策)

・石灰を撒いて管理機で混ぜ込む(3月までにやる)

・2月:剪定(棚に出ている所から20芽残して切る)

 

 

陽が高くなれば暖かくなる

 

冬枯れの畑

 

霜で白くなっていた

 

根元に撒いたもみ殻

 

苗を植える穴(BKシードレス1)

 

苗を植える穴(BKシードレス2)

 

アルバリーニョ1

 

アルバリーニョ2

 

アルバリーニョ3

 

甲斐ノワール1

 

甲斐ノワール2

 

甲斐ノワール3

 

甲斐ブラン1

 

甲斐ブラン2

 

甲斐ブラン3

 

ヤマソーヴィニヨン1

 

ヤマソーヴィニヨン2

 

ヤマソーヴィニヨン3

 

シャインマスカット

 

寒さ対策の麻布を撒いた苗