ぶどう畑日誌 – ワイン用葡萄作りの記録

シニアで始めたぶどう作りの記録

5月の2

5月10日金曜日 晴れ 9.5℃~16.5℃ 東→北北東→南の風0.3~0.7m

 

※気温は滞在時間中のもので、最低最高気温ではない 

 

今日やった事:誘引と副芽取り。消毒。除草剤(スギナ以外の周囲。奥に向かって左側を中心に散布)。耕運機を回す。

最低気温が10℃以下まで下がって朝は寒かったが、日が昇るにつれて暑くなってきた。(最高気温は25℃位)
空気が澄んでいて、この時期にしては富士山がきれいに見えた。
先週の夕方に、師匠が耕運機を回しておいてくれたおかげで、棚下、駐車スペースは草がなくきれいになっていた。
(いつもありがとうございますm(__)m)

 

誘引:先端の二本は伸びている方向に真っ直ぐ伸ばして留めるのが基本。
   左右交互に芽は出てきているので、伸びている方向で留める。
   棚に出てきている所、(曲がっている所)、に一番近い芽は戻すように留める。(=縦の主枝方向)
ポイント:針金が近くにない場合は、針金を動かす。芽を無理に引っ張ると折れるので気を付ける。


消毒:ジマンダイセン(水1Lに2gの希釈)、展着剤(1Lに16ml)、ニーム(1Lにキャップ1)3L散布
◎消毒は10日に一回。虫除けはニームではなく、オルトランとモスピランを交互に使うこと。

 


木の管理:誘引、芽欠き(縦の主枝の下の方だけ)、副芽取り
     (副芽は、同じ場所から二つ以上出ている芽で、弱い方を取る。)

     今の時期は、芽欠きも副芽取りも必ずしなくてはならないものではない。むしろ、今伸びている芽がダメになる事も考えて、残しておいた方が良い芽もあるので、
注意深く見て、考えて行うこと。

 

木、苗の状態:一週間で数十センチ伸びているし、芽も増えているが、本来ならもっと芽数が多くなければいけない。肥料不足?

 

木の成長:甲斐ノワールの芽の成長が遅い。甲斐ブランにも遅いのがある。
     ヤマソーヴィニヨン2の芽が一つ出ていた。帰る頃にはさらに3つ芽が出てきていた。
     シャインマスカットの芽の成長が遅い。

 

次回の予定
・誘引、消毒、スギナを草刈り機で取る


◎修理に出した耕運機はまだ戻ってきていない。今日は、師匠の古い耕運機を使わせてもらった。
古い機種は、エンジンを掛けるのに、リコイルスタータ(紐を引っ張る)しかなく、古いと硬くなっていて力も必要で、
自分の力では掛からないことも考えられるので、リコイルスタータではないのに変えてもらう事にした。
値段は高くなるが、致し方ないと思う。

 

※写真は作業前

 

富士山の頭だけ見えている

 

まさに五月晴れ

 

右側の黄緑色の草はスギナ

 

BKシードレス1 芽が伸びてきている

 

BKシードレス2 伸びてきている



アルバリーニョ1 一週間でこんなに伸びた

 

アルバリーニョ2 伸びている

 

アルバリーニョ3 良く伸びている

 

甲斐ノワール1 伸びているが芽が少ない

 

甲斐ノワール2 先端。伸びているが芽は少な目

 

甲斐ノワール2 芽数が少ない

 

甲斐ノワール3 先端。伸びているが芽数は少な目

 

甲斐ノワール3 芽数が少ない

 

甲斐ブラン1 先端。伸びている

 

甲斐ブラン1 芽数は少な目

 

甲斐ブラン2 先端。伸びている

 

甲斐ブラン2 芽数が少な目

 

甲斐ブラン3 先端。伸びている

 

甲斐ブラン3 芽数が少な目

 

ヤマソーヴィニヨン1 良く伸びている。芽の長さも数も一番

 

ヤマソーヴィニヨン1 反対方向に伸ばす芽が伸びている

 

ヤマソーヴィニヨン2 芽が一つ出ている。この2時間後には、さらに芽が増えていた

 

ヤマソーヴィニヨン3 芽が伸びてきている

 

ヤマソーヴィニヨン3 縦の主枝の下の方の芽は取る

 

シャインマスカット 芽は伸びているが、勢いが今一つない

 

シャインマスカット 芽数が少なく勢いもないので、芽欠きはしないで様子を見る